100%暗闇への没入、『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』。
声と言葉によるコミュニケーションが大きな意味を持つ企画です。
それらを生業にしている身としては学ぶことが本当に多くて、約15年前から何度も体験してきました。
4年ぶりに再開されたと聞き、きょう早速行ってきました!
いつか子どもが生まれたら必ず一緒にと思い続け、やっと念願叶いました。
暗闇の中では、アテンドさんなしでは一歩もまともに歩けない。でも、音や匂いや感触は一層の濃密さで流れ込んでくる。
人の感覚って凄いです。
今回のテーマは、東北への電車旅。
音だけで、東北の季節や時間が移ろいで行くのが分かるんです。
動きこそしないものの本物の電車を使用していて、
ボックス席に座ってディーゼル音を聞きながら、がたんごとん揺られる体験。
見えるはずもない車窓に、東北の四季が確かに映ったように感じました。
なんだか懐かしくて温かい、原風景としての東北。
ダイアログ=対話と名付けられているこのイベント、暗闇の中での対話の相手は自分自身なのかもしれないな。
みなさんも是非一度足を運んでみてください!
見えるとか見えないとか、聞こえるとか伝えるとか、改めて大切なことを感じられると思います。
『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』の公式ホームページはこちら↓