7月4日(日)、サンリオピューロランドで開催された国連のイベント『Let’s talk!』で、モデレーターを務めさせて頂きました。
今回は司会の方が別にいて、私は皆さんのお話を元にフリーハンドでセッションを進めていく立場。
大役を任せて頂き、身が引き締まる思いでした。
テーマは『生理』。
素晴らしい登壇者の方々と共に、フェムテックの現状や性と生理、世界の貧困と生理などをまさにLet’s talk!
私自身も、生理は辛くて当たり前と思っていたバイアスに、イベントを通じて初めて気付きました。
セッションでは女性男性というシスジェンダーだけでなく、メイクアップアーティストで僧侶の西村宏堂さんもご登壇。
女性でも男性でもあり、そのどちらでもないと自認されるLGBTQの宏堂さんがともに生理についてtalkして下さった意味は、本当に大きかったです。
宏堂さんは花のような方で、マルジェラの黒・ピンクの衣装やメイクとの相乗効果に、ため息が出るほど美しい……。
イベントでは本当に様々な方とトークさせていただきました。
★セッション2.生理にまつわる新しい選択肢
アーティスト・デザイナー
東京藝大准教授
スプツニ子!さん
インフルエンサー
ひかりんちょさん
fermata株式会社CCO
中村寛子さん
★セッション3.様々な立場から生理を考える
メイクアップアーティスト・僧侶
西村宏堂さん
MOTHERS編集部特別顧問
サマンサタバサ非常勤役員
オイシックス ラ 大地 スペシャルプランナー
世永亜実さん
MOTHERS編集部 編集長
ファッションエディター
小脇美里さん
本田事務所 代表取締役
PRストラテジスト
本田哲也さん
★セッション4.世界の生理について考える
スプツニ子!さん
西村宏堂さん
国連人口基金 東京事務所 所長
佐藤摩利子さん
そして、サンリオピューロランドと言う場所でのこのイベント開催に尽力され、女性にずっと寄り添い続ける方。
サンリオエンターテイメント社長
サンリオピューロランド館長
小巻亜矢さん
生理って穢れでもなければ、隠すべきものでもないし、女性はもっと楽になって良い。
命あるところには生理があって、男性もそれから目を背けたり、他人事だと思うべきではない。
改めてそんなことを感じました。
私自身は、包装が可愛いからとナプキンをそのまま手に持ってお手洗いに行くことは、まだ正直できません。
でも、そうする女性がいてもいい。
息子が将来、奥さんや彼女のナプキンを普通に買い物かごに入れるようになれば良いとも思う。
大切なのは、誰かの価値観を否定しないことですね。
どうか、より寛容な世界が訪れますように。